古田の戯言

気が向いた時に

2/21.22 出国~1日目ドイツ(ミュンヘン)

修論発表から出国直前までサークルの追い出しライブの練習でほぼ消えた。2週間全くギターに触れずに急にステージに立たされる恐怖から狂ったように練習した。なのでコロナで中止になった時、時間を返せと思った。あと、少しホッとした。もっと色々調べられたと思う…。夜は街角屋で白いご飯をたくさん食べた。

中部国際空港では出発までラウンジで過ごした。厳しい減量生活の反動でビール4杯とおにぎり4つ、アイスクリーム3つを平らげた後、名古屋→ヘルシンキ経由→ミュンヘンで合計約14時間。12時に名古屋出て現地時間18:30に着いた。時差は-8時間で、帰国までいつも日本は今は何時だなとか考えていた。そういうことを考えると異国にいることを実感する。

※ラウンジは各空港に設置してあって、各国の空港や航空会社によってグレードが全然違う。クレジットカードとかの特典とか優良会員になると入れる。名大カードも入れるらしい。発行に2万かかるけど。タダだと思って暴飲暴食をすると後で死ぬ。これはキリンビール

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今回使ったのはJAL(の運営するフィンランド航空)。コロナの影響で中国経由の格安が全てキャンセルされて結局みんなヨーロッパ行きのチケットを買いなおしていたので大変な思いをせずに済んだ。機内は空いていたし、格安のプレミアムエコノミーくらいの広さがあった。映画二本を見てから少し寝た。2杯目のワインを頼んでしまったが嫌な顔はされなかった。前輪が見えるアングルのカメラで離着陸の瞬間を見るのは楽しかった。

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ヘルシンキ空港では乗り換えまで1時間ほどあったが、飛行機が遅れていたため結構時間があった。トイレの小便器が高すぎてびっくりした。身長160cmくらいの人は多分アレが乗る。(下品な話で申し訳ない)北欧の人、女性も含めて背が高すぎる。地味に感動したのはフィンエアーの人に飛行機の遅れを確認した後にありがとうと言ったらYou’re welcome,sir.と言われたこと。サーに敬意を感じた。多分旅行初期あるあるでなんにでも感動してしまうやつ。スウェーデン留学していた先輩のブログでみたやつと同じラベルの、北欧ビールと思われるものを購入した。やたら高くて7.5€くらいした。

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ミュンヘン空港に着いてから、駅窓口でジャーマンレイルパス(地下鉄とトラム以外が乗り放題になる鉄道チケット)をバリデーション(改札がないのでチケットに打刻する行為)する為に窓口に行ったが土曜日であり、飛行機が遅れたことから閉まっていた。機械で打刻は出来ないので(ドイツ国鉄の人のサインとか色々いるらしい)仕方なくチケットを買ってミュンヘンまで向かった。

※ヨーロッパは基本的に改札がない。ドイツは路線にもよるがやろうと思えばタダで乗れると思う。駅員に見つかると罰金が確か60€とかした。高速列車とか長距離以外はいけそう。在住民の鉄道利用事情は謎のままであった。ドイツは終電という概念が無く、日本よりブラックそうだった。比較的というか日本と同じくらい時間通りにくる。

東山公園駅ぶりに外の空気を吸った気がする。目にするもの全てが別世界で感動した。城みたいな石造りの建物と教会。歩道は石畳でスーツケース持ちには厳しい。久しぶりの日本とは異なる雰囲気に恐怖を感じつつもホテルへと向かった。しかし、そのホテルで一悶着あった。ホテルの受付が2階にあり、建物のエントランスの呼び鈴システムがわからず、国際電話(?)をかけて扉を開けてもらった。そして日本の武将(名前忘れた)の話をされた後、鍵を渡されたが部屋の中に先客がいて部屋を間違えられたことが分かった。とにかく謝られたがめちゃくちゃ疲れていたし荷物を早く置きたかったのでOKOKと適当にいなしながらベッドに倒れ込んだ。

少し予定よりも遅くなってしまったが、その日はヒトラーも来たとかいうミュンヘン最古のビアホール、ホフブロイハウスに向かった。店内はあまりにも騒がしく、酔っ払いで溢れていた。異世界転生アニメで見る酒場と同じだ……というオタク的感想は心の中にしまい込んだ。顔が日本人だったら秒で引き返すレベルだと思うが異国だとなんでも許せるのは不思議だ。適当に空いてる席を見つけて座るのがヨーロッパ式らしいので適当に座って店員を待った。民族衣装を着たふくよかな女性に、ビール!?オリジナル!?ビールだけ!?と大声で怒鳴られた。周りが騒がしいのでみんな叫ぶように話す。とりあえずメニューの1番上にあったホフブロイオリジナルを頼んだ。1杯1リットルもある。驚き。それを5.6杯まとめて持ってくるのだからいい筋トレになるだろう。おばあちゃんくらいの人もスカートと胸元の開いた民族衣装を着ていて、それがドイツ顔に似合い過ぎているので可愛いと感じる。伝わりづらい写真で申し訳ないが、ジョッキが人の顔くらいある。

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疲れていたが機内食しか食べていなかったので何か食べることにした。何だかよくわかっていなかったが、BierBratlというものを適当に注文した。後で調べたら豚肉の黒ビールソースがけらしい。ちゃんと豚の皮が付いている。カリカリでこれが1番美味い。ダンプリングと呼ばれるジャガイモ団子は粉が混ざっているらしくやたらモチモチした。キャベツの酢漬けことザワークラウトは違和感がなさすぎて、後からあれひょっとしてザワークラウト?となった。それから、ベルギービールウィークエンドで飲んだ白ビールが美味しかったという乏しい知識を元にミュンヘナーヴァイス(白ビール)も頼んだ。非濾過なので濁っている。今度は0.5リットルにしてもらった。やっぱり白ビールが1番美味しいと個人的に思う。

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ビールは水より安いという噂があるがそんなことはなく、店で飲むと普通に日本と同じくらいの値段がする。1リットルジョッキで8€くらいした。スーパーとかの瓶ビールは安かった。1.7€くらい。むしろ水が高い。同じ量で1.5€くらい。僕は2週間ペットボトルに入れたホテルの水道水を飲んでました。硬水っぽさがキツイけど慣れれば平気です。

それから、毎日GPSログを取っていました。今日の移動

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